三井住友カードと言えばクレジットカードの「三井住友VISAカード」の知名度が非常に高く、クレジットカードとしては「超」がつくほどメジャーなカードです。
クレジットカードの場合、様々な業種の企業から自社の特典サービスを付帯したクレジットカードが発行されていますが、「三井住友VISAカード」はそのステイタス、歴史、信頼感などで選ばれているケースが多いように感じられます。
その「三井住友VISAカード」のイメージを継承するようなカードローンが三井住友カードの「ゴールドローン」です。
ただしもちろん、三井住友カードの「ゴールド」カードだからと言って、年会費がかかったりするようなことはありません。
ステイタスを強調するために金色のカードで「ゴールドローン」としていますが、一般的なカードローン商品との違いはありません。
もちろん利便性や金利、その他付帯サービスで比較する部分はあるのですが、特徴としては何よりも金利の低さではないでしょうか。
最高金利9.8%というのはそれだけで、他社と比較してかなりのメリットです。
それに加え、三井住友カード「ゴールドローン」はいわゆる金利逓減型ローン(適用利率引き下げサービス)になります。
金利逓減型ローンとは返済実績に遅延がない場合、翌年度以降金利が段階的に引き下げされるローン商品です。
(もちろん返済の遅延等があった場合は適用されませんので注意してください。)
具体的に引き下げられる金利は年0.3%。最大1.2%まで引き下げられるので、仮に最高金利の9.8%で借りたユーザーも5年後には8.6%まで金利が下がることになります。なんと3.5%で借りた場合は2.3%。キャッシングでは聞いたことがない金利です。
通常金利の引き下げは、利用状況によってキャッシング会社に交渉すれば引き下がることもあります。
しかし実際には初期の金利そのままでカードローンを利用しているユーザーが多いのも事実です。
そのような中、三井住友カード「ゴールドローン」は遅延なく利用しているユーザーに関しては、自動的に引き下げられた金利が適用されるので、ユーザーにとっては非常にありがたいメリットと言えます。
カードローンの利用ユーザーは、目的としては短期資金が多いと思いますが、利用する期間としては長期に渡るケースも多いので、このメリットは大きいと言えます。
デメリットとしては申込みに少し時間がかかるという点でしょうか。
インターネットから手続き後、最短3営業日でカード発行、約1週間でカード到着となります。
「最短即日」をうたうカードローン商品が多い中、1週間以上は長いかもしれません。
そのかわりという訳ではありませんが、三井住友カード「ゴールドローン」では、「審査状況照会ページ」を用意しています。
審査に通るか通らないかを不安な状況で待つユーザーにとっては、確実に結果がわかるサービスはありがたいと言えます。
このような親切な対応も大手信販会社である三井住友カードならではと言えます。
審査について
初めてキャッシングを申し込む方なら問題はありません。(学生不可)
「ゴールドローン」というと高所得者しか持てないカードに感じますがそのようなことはありません。
所得制限もありませんし、年齢満20歳以上55歳以下で安定収入のあれば申し込みむことができます。(アルバイトも可)
ただし大手企業であること、ステイタス感を出していることからも、比較的審査は厳しいといえます。
過去に金融事故歴や今現在延滞等していなければ問題ありません。
三井住友カードでは、ホームページ上に「審査状況照会ページ」を用意しています。
申込み手続き後メールに記載された「申し込み番号」と「生年月日」、「電話番号」を入力することにより、審査状況や審査結果が確認できます。
口コミ・評判
大手信販会社のカードローンであり、ユーザー層も比較的良好なためか口コミ・評判は悪くありません。
信頼性はもちろん心配なく、大手らしい丁寧な対応にはユーザーの支持率も高いようです。
ただしカードローンとしての利便性が高いかと言えば、ステイタスと「三井住友カード」というブランドが先行してしまうためか、いまひとつに感じているユーザーも多いようです。
融資を受けたユーザーからは金利に対する支持が高く、その辺りが口コミ・評価のアップに貢献しています。
ただしやはりキャッシングユーサーは資金に急を要するケースが多いようで、審査の時間に関しては一部不満もあるようです。