最大ご利用限度額 10万円~ 1,200万円
総合評価 5
・プレミアムコースの金利は1.59%~7.99%
住信SBIネット銀行は、三井住友信託銀行とSBIホールディングスが共同で出資する銀行です。
「住信=三井住友信託」の名前は聞けばわかると思いますが、では「SBI」は?
SBIホールディングスのルーツはみなさんご存知のソフトバンクグループです。
「SBI=SoftBank Investment」なのです。
しかし現在はソフトバンクグループを離脱し、「SBI=Strategic Business Innovator(戦略的な事業の革新者)」としています。
そして現在のSBIホールディングスは様々な金融分野に進出しているので、みなさんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
このSBIホールディングスと三井住友信託銀行が2007年に共同で設立したネット専業銀行が「住信SBIネット銀行」です。
ネット専業銀行の多くはIT技術を駆使することによりローコストを実現すると同時に、従来には無かったサービスを打ち出しています。
住信SBIネット銀行の大きな特徴としては、SBI証券口座と住信SBIネット銀行の口座を連動させた「SBIハイブリッド預金」などがあげられます。
またその他にも、振込手数料が他行宛てでも月3回まで無料となるなど、ネット専業銀行としてローコストを活かした挑戦的なサービスを多く打ち出しています。
ローン関連でも積極的な融資が見られ、住宅ローンなどでも都市銀行で審査が通らなかった方が、住信SBIネット銀行の住宅ローン「Mr.住宅ローン」で融資を受けることができたといったケースがよく見られます。そんな住信SBIネット銀行のカードローン商品が「住信SBIネット銀行カードローン」です。
ネット専業銀行らしく、現在インターネットを利用した積極的な広告戦略に出ていますので、目にした方も多いのではないでしょうか。
カードローンとしての特徴は何よりも「低金利」でしょう。
最低金利は1.59%となっています。
この金利はメジャーなカードローンの中ではどこよりも低い金利で極めて挑戦的な金利といえます。
ただし「住信SBIネット銀行カードローン」を利用するには口座の開設が必須となっています。
ここがポイントでもあるのですが、カードローンとしては異例とも言える金利で融資する背景には、まだまだユーザー数が限られているネット専業銀行の口座数を増やすといった狙いがあります。そのため口座開設が必須であることはやむを得ないとは思いますが、前述のように銀行としてもユーザーにメリットのあるサービスを積極的に打ち出している銀行ですので、口座を維持するのに特に費用がかかるわけではありませんから、口座を開設することにマイナス要因は無いと言えます。(口座開設の手間はありますが。。。)
一見聞きなれない銀行ですが、三井住友信託銀行の出資する銀行といえば、信頼度は抜群です。
また住信SBIネット銀行は基本的に一般消費者をターゲットにしているためカードローン分野への注力も積極的です。
そしてこの低金利はユーザーにとって大きなメリットであり、他社と比較して大きなアドバンテージであることは間違いありません。
SBIホールディングスの狙いとしては「損して得取れ」といったところでしょうか。
投稿者プロフィール
- 多数のサイトでライターを務める。特に専門分野はないがここ数年は金融情勢に関する取材依頼が多く、金融関係の執筆が多い。
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