セントラルは松山に本社を置く中堅消費者金融企業です。
創業は昭和48年、四国では老舗の消費者金融です。
四国を中心に自動契約機も設置しており、地方の消費者金融としては比較的規模の大きい貸金業者と言えます。
四国では一部地域でテレビコマーシャルも放送していたので、知名度はそれなりにありましたが、全国的にはそれほど知られていませんでした。
セントラルは地方の消費者金融としては、資金状況は悪くありません。潤沢なほうと言えるでしょう。
(中堅消費者金融としてです。銀行がバックの大手消費者金融は別格と言えます。)
ひとつの理由として自動契約機の存在が挙げられます。
1993年にアコムが初めて自動契約機「むじんくん」を設置してから、大手消費者金融がこぞって自動契約機の設置を進めました。
遅れて一部の有力な中堅消費者金融業者も資金を投じて導入に踏み切りました。
自動契約機を展開するにはシステム開発費や端末の設置などかなりの費用が発生します。
セントラルでも「むじんくん」に遅れること4年、1997年に「セントラルくん」を導入しました。
中堅消費者金融の中では比較的早い導入だったと言えます。
その後2005年まで自動契約機の設置を進めましたが、その後インターネットの普及と貸金業法の改正を控え、業界全体で有人店舗・無人店舗の新規出店は減少しました。
その後業界ではネットバンキングの普及もあり、インターネットでの集客が躍進します。
セントラルもインターネットサイトは開設していましたが、サイトリニューアルと共に本格的なインターネット集客に乗り出したのは2014年12月になってからです。
いまもまだインターネットではなく地域密着で昔ながらの「貸金」のような形態の業者も多くありますので、この転換が早いのか遅いのか、といったことは一概には言えないのですが、セントラルほどの規模の貸金業者としては少し遅い気がします。
しかし、大手に比べると資金が限られる中堅消費者金融にとっては、無人契約機の設置による投資、過払い金の精算などに苦しみ、営業の転換に時間がかかったことはやむを得ないと言えます。
消費者金融業者にとって厳しい山を乗り越えたセントラルは、ここにきてようやく積極的な経営に転換できたと言えます。
そういった意味では現状融資を申し込む良いタイミングの企業と言えます。
※最大利用限度額が300万円になりました。また現在セントラルでは増額キャンペーンを行っています。
増額希望の方は一度相談してみると良いでしょう。
審査について
セントラルは全国的にはそれほど知られた消費者金融ではありませんでした。
しかしインターネットによる広告宣伝は、マーケット(商圏)を一気に全国規模に広げ、知名度を押し上げます。
おのずと申込みが殺到しますが、その分リスクも増加します。
セントラルでは自己破産や債務整理をした方でも、延滞や法的回収でなければ審査対象としています。
しかしインターネット集客による貸し倒れ率は手探りの状態と思われますので、ここ数年厳しい状況を乗り越えてきた地方の貸金業者として審査に慎重な姿勢は崩していません。
⇒※ただし2015年3月27日までのデータ統計を見た結果、かなり積極的に融資しているのは間違いないようです。
融資を拡大したい思惑と、いたずらな融資拡大に対する慎重な姿勢とが見られますが、そのためやはり四国・中国地方の方のほうが有利かもしれません。
申込みがかなり増えているようですので、属性の悪い方は後回しになったり、申し込み内容に虚偽が見られる場合には回答が無いこともあるようなので注意してください。
口コミ・評判
全国的な融資拡大は最近のため、目立った口コミは見られません。
中国・四国地方では老舗と言えますが、評判は決して悪くはありません。
またコールセンターの対応からも評判の良さが伺われます。
しかしやはり問い合わせがかなり増えているようで、申し込みはインターネットからの申し込みを勧められます。
またフリーダイヤルは、中国・四国地方など一部地域しか対応していませんので注意してください。
四国や岡山などATMの設置してある地域では、カードローンの利用が可能ですので利便性も高いと言えます。
(利用限度額に応じて自由に出し入れが可能。)
その他の地域では振込キャッシング(追加融資は要再審査)のみとなりますが、融資対象地域は特に制限していません。