セブン銀行カードローンはゼブン銀行に口座のある方が対象です。
口座の無い方は、カードローンの申し込みと同時にセブン銀行の口座開設をする必要があります。
セブン銀行カードローンのサイトではアピールポイントとして「最短10分」の文字が目に入りますが、
これはあくまでも「最短」の話であり、かつあくまで「審査回答」のみです。
ただしすでにセブン銀行に口座を持っている方であれば、インターネットから手続きを行うことで即日融資を受けることは可能でしょう。
またサイトでは「本人確認書類不要」となっていますが、銀行に口座を開設する際には本人確認は必須です。
セブン銀行の場合本人確認には2種類あり、郵送で申し込みの場合は本人確認書類を送付する必要がありますが、
オンライン口座開設であれば、カードの発送を「本人限定受取郵便」にすることで本人確認をしています。
そのため書類を郵送したりFAXやメ-ルで送信する手間がかかりません。
「本人限定受取郵便」とは郵便物を受け取る際に本人に直接手渡しする郵送方法で、受け取り時には本人であることを証明する身分証明書が必要になります。
口座開設済みの方はキャッシュカードがローンカードになり、口座開設時に本人確認済みですので、カードローン申し込み時の本人確認は不要です。
このように「本人確認書類不要」とはいえ融資を受ける過程で人確認は行われるわけですが、あくまでもカードローンに関しては基本的に収入証明書は不要、電話連絡なしとなっています。
口座開設に伴う自宅への郵送物はありますが、セブン銀行カードローンは少額融資(最高利用限度額50万円)に特化しているため口座さえ開設すれば、非常に簡単に融資が受けられる仕組みになっています。
少額ですが多くのユーザーに利用してもらおうといった戦略が感じられます。
ただしセブン銀行のカードローンに関しては、「口座の開設」にも主たる目的があるようです。
セブン銀行は自社コンビニエンスストアと連携した「新たな形態の銀行」として様々なサービスをローコストで提供していくことに積極的です。
そのために、さらなる口座数の増加とユーザーの獲得が求められます。
現状セブン銀行では口座数、預金高は順調に増加していますが、ATM利用者数はイマイチ伸び悩んでいる状況です。
最高利用限度額から見ても、他の銀行カードローンのように高額設定はしていません。
どちらかというと、主婦層や学生向けのカードローン、または比較的リスクの高いユーザー層へ貸し出す中小の消費者金融と同じレベルです。
金利は銀行カードローンとしてライバルのイオン銀行カードローンなどと比べても若干高めと言えます。
あくまで若干であり、もちろん消費者金融と比較した場合は安め、カードローンとしては利用限度額から考えると一般的と言えます。
セブン銀行としては、カードローン商品は収益と口座数を増やす一石二鳥と言えますが、カードローン商品として見ればあまりリスクを取っていません。
しかしながら「商品としてリスクを取っていない」という意味ですので裏を返せば幅広い多くのユーザーに融資をして口座を開設してもらいたいという意図が見えます。
そういった点で、商品としてのメリットは少ないかもしれませんが、収入が少ない方や都市銀行のカードローン審査などに自信がない方で、それでも信頼性の高い銀行カードローンを利用したいといったユーザーはセブン銀行を選択する価値はあります。
もちろん利便性といった点においては全国のセブンイレブンに設置されているATMが無料で利用できますので、まったく問題ありません。
セブン銀行のATMは2014年12月現在、全国に20000台以上あり、これは都市銀行最大手の三菱UFJ銀行のATM設置数の約2倍となっており、さらにセブン銀行では今後も引き続きATMの設置を進めています。
審査について
審査・保証会社はアコムです。
過去にアコムで借り入れをしている方は注意してください。
商品特性としてリスクを取っていないため、その分審査対象の幅を広く取っていると言えます。
口座開設済みの方は、簡単に申し込みが可能なのでオンライン申し込みをするべきです。
また口座を開設していない方は、口座開設と同時にカードローンを申し込んだほうがよいでしょう。
(審査が甘くなるということではありません。)
口コミ・評判
信用できる口コミはほとんどありません。
商品力といった点で少し弱い気がしますが、利用しているユーザーはおおむね使いやすい、申し込みやすいと考えているようです。
やはりセブンイレブンの知名度・信頼度が高いといった理由があげられます。
セブンイレブンに設置されているATMでのキャッシング、そして最高利用限度額も50万円までということで、キャッシング初心者の方にも安心感があるようです。
申込時の必要書類
口座開設済みの方であれば原則必要書類はありません。
口座を開設していない方でもオンラインで同時に口座を開設すれば、提出する書類はありません。
※キャッシュカード(ローンカード)受け取り時に本人確認書類の提示が必要になります。
郵送申し込みの場合は、下記いずれかの本人確認書類が必要になります。
・運転免許証(コピー)
・健康保険証(コピー)
・住民記帳台帳カード(顔写真付きに限る。コピー)
・住民票(原本)
・印鑑証明(原本)
投稿者プロフィール

- ライター
- 多数のサイトでライターを務める。特に専門分野はないがここ数年は金融情勢に関する取材依頼が多く、金融関係の執筆が多い。
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