キャッシングの申込みをしましたが、自分より年収額が低い友人が審査に通ったのに自分は審査に落ちてしまいました。(ちなみに二人とも他からの借入はありませんでした。) どんな理由が考えられますか?
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キャッシングの審査では「年収額」や「既存借入額」は確かに重要なポイントになりますが、それだけで審査を行っているわけではありません。
キャッシングの審査は住居種別、居住年数、勤続年数、勤務先の職種や会社規模など様々な観点から見て、総合的に判断されることになります。
また、「安定性」という面が非常に重視されます。
例えば、勤続1年未満で年収1,000万円の方よりも、勤続10年以上で500万円の方が信用は高くなる場合があります。
また、自営業の場合などはサラリーマンよりも不安定と見なされ一般的に信用は低くなりがちです。
同じ理由で公務員などはかなり審査上有利になります。
このように審査の観点は多岐に渡るので、否決となった理由についてはもう少し具体的に確認しないと明確な回答は出しにくいものがあります。
また審査基準もそれぞれ会社によって特徴があります。
多くのキャッシング会社はその審査にあたりオートスコアリングシステム(コンピューターに申込者の情報を入力すると融資の可否や適正限度額などが弾きだされるコンピューターシステムのこと。)などの自動審査判断システムを利用しています。
このシステムのアルゴリズムに合致しなければ審査は通過しません。
特に心当たりがなければそれ以上審査に落ちた理由を深く追求してもナンセンスです。
居住、勤続が安定していて他社から借入が無ければ、別の会社の審査では通るかもしれません。